始末書を郵送で送るのは正しいか

スポンサーリンク

始末書とは、仕事上での自分のミスに対し、謝罪と反省の意味を込めて提出するものです。
謝罪のためのものですから、当然渡し方としては「手渡し」が基本になります。
誠実な態度が、いっそうの謝罪を示すことになるからです。
では、始末書を郵送で送ることは、正しいかどうかを考えてみます。
それが正しいかどうかは、状況で判断すべきです。
もちろん、郵送で渡すことが適切だと考えても、自分で是非を判断できないこともあるでしょう。
しかし、手渡しできない状況もあるものです。
例えば、渡す相手が忙しく、時間的に会うことができない場合もあります。
相手との距離が離れている場合もありますし、いろいろな事情で直接会うことが困難な時があります。
あくまで手渡しが基本ですが、やむをえない事情があれば、郵送の手段をとっても非礼ではありません。
手渡ししたいがどうしてもできない場合、あくまで緊急の措置として郵送という手段をとるという態度が大切です。
郵送が正しいかかどうかの判断は、あくまで相手方の事情を考慮して考えるべきです。
正しいかどうかの判断ができれば、それに応じて適切に行動することが大切です。

スポンサーリンク

始末書を郵送することが、今の状況で正しいかどうかを判断して、郵送することを決めたとします。
その際は、郵送の仕方もきちんとしていくことが大切です。
通常始末書は、白い二重の封筒に三つ折りにして入れます。
長形4号の封筒が、サイズとして適当でしょう。
始末書を入れた封筒を、さらに「送るための封筒」に入れることが大切です。
送るために封筒は、大きめの封筒になります。
送るための封筒に、届け先をしっかり書く必要がありますが、「始末書在中」と記載する必要はありません。
中に入れる白い封筒には、「始末書」と書いておけばいいでしょう。
届け先の書き方は、通常の手紙や文書の場合と同じです。
間違って別の部署に届いたり、間違った人に渡すことのないようにしておくことが大切です。
宛先を書いた封筒の中に、始末書の入った白い封筒を入れます。
その際、添え状のようなものを入れておくと、相手にもわかりやすく、配慮の行き届いたものになります。
相手方の視点に立って考えれば、自分の謝罪のための行動が正しいかどうかの判断もしっかりできますし、謝罪の気持ちをより伝えることができます。

スポンサーリンク