管理責任が問われる社内の始末書例文では上役への提出も意識します

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仕事でミスを犯す事などは、多少であれば誰にも有り得る内容です。
しかし、事の重大性、会社への損害の規模などによっては、本人以外の上司が、管理責任を問われる事もあります。
場合によっては、管理責任を負う立場の人が、更に社内の上役へ始末書を提出するなどのケースもあります。
 社内において、管理責任を負う上司の始末書では、自分が犯したミスではないにしても、管理責任を惰った、と見なされます。
始末書の例文にも、やはり立場上のミスとして、内容を記載する必要があります。
 本人ではなく、更に上司にまで始末書の提出が必要になる場面は、例えば業務上横領事件など、かなり事態が深刻な場合もあります。
例文においては、謝罪や反省、特に今後の対策、必要であれば事後処理内容などを記載する事になります。
唯、社内的な処理としての書類になりますので、ある程度決まった例文で承認される場合も多くあります。
管理責任という人員の統括をする立場にある人ですので、言い訳や部下を庇うという内容については、回避するべきでもあります。

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 管理責任を負う人の、社内での始末書例文は、会社によってある程度の規定があれば、確認をして作成する必要があります。
 一般的な社内での例文としては、提出日、宛名、自分の名前、始末書の記載、本文で構成します。
宛名は、代表取締役宛て、あるいは自分の上司などの名前になりますが、役職に殿や様を添付します。
宛名部分に女性名がくる場合には、殿ではなく、様を添付する方が妥当といえます。
 例文の内容は、日付や期間を筆頭として、例えば内部監査を実施した結果、誰々の業務上横領が発覚致しました、などの具体的な事例を記します。
次に、私の管理責任があるにも関わらず、この様な事態を招いた事を心からお詫び申し上げます、と続けます。
更に、反省内容を記す事になります。
私の管理不行届を反省し、二度とこの様な事が発生しない様に人材管理・指導を徹底して参ります、などで作成できます。
 社内の事件などは、始末書提出時点で既に事柄が進行、ある程度の解決を見ている場合もあります。
具体的、且つ詳細な改善策などについては、別書類として提出が求められる場合も多くなります。
社内における始末書では、一枚の書類の例文形式として終わらせるケースなども多く見受けられます。

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