始末書と顛末書では重みが違う

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始末書と顛末書はどちらも提出したくはないものです。
特に始末書の提出とは、懲戒処分などのケースも考えられることもあるのです。
その意味の重みは大きいものでしょう。
それは不祥事などの反省や謝罪などの意味合いが強く、再発をしないという誓約とも言える内容のものとなります。
一方の顛末書はミスしたことをまとめる報告書とも言えるでしょう。
この場合は反省や謝罪などは内容に含みません。
どちらの場合も、会社の上司などからの提出を求められるもので、自発的に書くものではありません。
提出先としては社内や社外の場合もあります。
同じような不祥事やミスをしたことに対処する文書でも、始末書の方が、将来を左右するかもしれないほどの大きな重みがあるのです。

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始末書も顛末書も相手があっての文書ということでは共通しています。
特に顛末書の場合、反省や謝罪の内容は必要ないからと言って、安易に捉えることには気をつける必要があります。
経過報告として、丁寧で間違いのない説明と、再発防止のための明確な原因も記す必要があるでしょう。
どちらの文書でも、非がある方は誠意ある真摯な態度で書いて、提出することが求められます。
始末書と顛末書のそれぞれの提出の意味を良く理解して、必要とされている内容が何なのかを考えて書くことが重要なのです。
決して提出する相手の方に誤解を与えるような内容にしてはならないのです。
細心の注意を払って仕上げることが、何よりも大切なことではないでしょうか。

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